かちぐりは、勝栗とも書かれ、保存がきくことから、戦国時代に重宝され、堅い栗からかちぐり、勝つ栗と変化し縁起が良いものと言われています。
今回は、まず勝栗の作り方と調理法、食べ方についてお伝えします。
勝栗の作り方
ぜんぜん難しくないのですが、必要なのはお日様と時間だけです。
①栗をまず15-20分位ゆでます。
②シンプルに、何日もかけてひたすら天日干しにしてください。終。
(日にちは晴れた日だけで10日間~2週間ほど様子を見てくださいね)
という、いたってシンプルでゆっくり待つ仕事ですが、カチカチに乾燥させるので持ちもよく、何かと使えますよ。
田舎での干し栗中の一コマです。
ご自宅では小さなザルなどに入れて天気の良い日に陽当たりの良い場所に何日(2週間位目安)もおいてみてください。
ホントは少しヒビを入れてキレイにむきたいところですが、量が多すぎて金槌使ってます。
シールを貼ればそれ風に。実際はもうちょっと渋皮とかはいでます。
ものすごく丁寧な方は、栗1個がキレイなまま出品します。
(めっちゃ高いですけど(^_^;うちはそこまで手が足りてません)
ご要望があれば、メルカリ出品しますよ~。保存は1年でもききます。
勝栗の食べ方4選をご紹介
と言っても、こんな堅い栗をどうやって食べるのという疑問にお答えしますね。
勝栗をそのまま食べる!
そのまま、口に入れても大丈夫です。
硬いので、ゆっくり待っていれば、じわっと柔らかく甘みが伝わります。
友達の一人は、これが大好きで、いつも500gほどを一日で食べてしまいます。笑。
勝栗を煮る_煮豆
勝栗の戻し方はいたって簡単。
豆のように一晩水につけておくか、お湯につけておくかだけです。
ほぼ乾燥豆と調理法が同じと思っていただけると大丈夫です。
煮豆の際、豆と一緒に加えて、戻して煮付けます。
うちはうずら豆を使うことが多いです。
勝栗ご飯_栗ご飯と同じ
たしかそのまま入れて炊けば良いです。
いつも生栗で作るのと同じ要領で、お塩を加えて炊きます。
もちろん、おこわ風にしてもいいですね。
どちらも硬いのでかえって相性がよいかも。
あ、黒ごま振ると美味しそうだった…。
④栗赤飯
赤飯を作るときによく母が入れていて自慢でした。
↑こちらのブログに食べ方、戻し方が詳しく書いてありました。
勝栗の食べ方あとがき
他にも、いろいろ試せるかも知れませんね。
美味しいものができたら、是非教えてくださ~い。